パウダースノーを求める旅では、前もって決めた宿と、当日の雪が良い山が離れることもある。そんなとき、移動と宿泊を一つの車両でつなぐ選択肢がある。JAPAN C.R.C.と星野リゾートが、北海道の中央部を巡る「北海道パウダーベルトをめぐるキャンピングカープラン」を2026-27シーズンも用意した。

宿を一カ所に固定せず、今日の山を決める
北海道パウダーベルトは、トマム、富良野、カムイスキーリンクス、大雪山旭岳、黒岳などが点在する広いエリア。朝の天候や雪質を見ながら滑る場所を選びたい人にとって、キャンピングカーは動ける拠点になる。ただし南北約200kmのエリアを毎日自由に回るには、道路状況と移動時間の確認が欠かせない。「追いかける雪」と「無理なく走れる距離」の両方を見て計画したい。
用意する車両は4WD、スタッドレスタイヤ、エンジン停止時にも使えるFFヒーターなどを備え、普通免許で運転できると案内されている。大型のスキーやスノーボード用品を運びやすいことも魅力だ。一方、冬道の運転に不慣れなら、長距離移動を詰め込みすぎず、吹雪時に予定を変更できる余白を残したい。
ホテルに泊まらず、施設を使える仕組み
このプランの特徴は、キャンピングカーで寝泊まりしながら、星野リゾート トマムとOMO7旭川の施設を利用できること。トマムでは対象のリフト券、朝食、温浴施設など、OMO7旭川では朝食、サウナ、WAXサービスや乾燥室などが案内されている。汗を流し、道具を乾かして翌日の滑走に備えられる。
ホテルの客室宿泊はプランに含まれない。基本はキャンピングカーのレンタル2泊3日と各施設の利用で、利用できる回数や対象サービスには条件がある。ホテルの「予約不要」は対象施設の利用方法を指し、車両レンタルやプラン自体の予約が不要という意味ではない。利用日の3日前までに専用サイトから申し込む案内だ。

予約前に、料金と泊まる場所を確かめたい
専用サイトの表示例では、基本プラン2泊3日・2名利用時は1人44,200円から、4名利用時は1人35,450円から。料金は利用日、車種、人数、追加泊数などで変わる。トマム以外で滑る場合のリフト券、食事や燃料、高速道路代も旅程に合わせて見込んでおこう。
車中泊の場所はどこでもよいわけではない。駐車・宿泊が認められた施設を事前に確認し、除雪作業を妨げないことも大切だ。利用期間は2026年12月25日から2027年3月21日までと案内されている。雪を追う自由を生かすほど、安全に移動し、休む場所を決める準備が効いてくる。
SNOW MAKING編集部が注目するのは、単に「車中泊できる」ことではない。スキー場を一つに固定しない旅と、入浴・朝食・道具のケアを組み合わせ、滑る時間を支える仕組みだ。パウダーを狙う人には、当日の選択肢を増やす新しい旅の形になる。
出典:キャンピングカー株式会社の発表(PR TIMES、2026年9月10日)、専用予約サイト。本記事はSNOW MAKING編集部が構成。画像提供:キャンピングカー株式会社/星野リゾート(PR TIMES掲載素材)。

