岐阜・高鷲エリアの山を巡るなら、場所だけでなく滑る時間も選びたい。TAKASU MOUNTAINS SEASON PASSは、高鷲スノーパーク、ダイナランド、ひるがの高原、鷲ヶ岳、ホワイトピアたかすの5施設を対象にした共通券です。
峰山 直として面白いのは、早朝から滑る日、家族と過ごす日、ナイターまで楽しむ日を一つのエリアで組み立てられること。ただし券種や追加オプションによって使い方が違います。自分の生活リズムに合うか、順番に見ていきます。
高鷲エリアを巡る人にうれしいポイント
対象は岐阜県・高鷲エリアの5スキー場
いずれも郡上市周辺に集まりながら、山の表情や得意分野はそれぞれ異なります。遠く離れた施設を巡る全国型パスとは違い、ひとつの滞在エリアで選択肢を持てるのがTAKASU MOUNTAINSの特徴です。
高鷲スノーパーク
標高とスケールを生かし、春まで滑りたい人の軸になる一山。2026-2027シーズンは4月下旬までの営業が予定され、長いシーズンの後半を支えます。ダイナランドと往来できる営業条件の日は、滑走エリアをさらに大きく広げられます。
ダイナランド
朝から夜まで滑る選択肢を持ちやすいスキー場。早朝営業に加え、別料金の「ダイナナイターオプション」を組み合わせれば、15時以降から夜まで楽しめます。高鷲スノーパークとの組み合わせも魅力です。
ひるがの高原スキー場
家族や初級者と一緒に雪を楽しみたい日に心強い存在。大規模ゲレンデを攻める日だけでなく、子どものデビューや家族のペースを優先する日も、同じパスの中で選べます。
鷲ヶ岳スキー場
11月下旬のオープン予定、早朝、ナイター、温泉まで一日を長く楽しめる山。ホワイトピアたかすと往来可能な営業条件では、コース選択も広がります。滑走後に「鷲の湯」を利用できるのも嬉しいポイントです。
ホワイトピアたかす
早い時期から滑り始めたい人に注目されるスキー場。11月下旬のオープン予定で、早朝営業も案内されています。大浴場やドミトリー優待を組み合わせれば、遠方からの滞在にも使いやすくなります。

販売期間と料金|2026年10月15日まで
券種は全日・平日、年齢区分、ファミリーパスに分かれています。滑る曜日と家族構成を先に整理すると、選択しやすくなります。
| 券種 | 価格(税込) | 対象・構成 |
|---|---|---|
| 大人 全日 | 77,000円 | 19〜59歳 |
| 大人 平日 | 48,000円 | 19〜59歳 |
| シニア 全日 | 67,000円 | 60歳以上 |
| シニア 平日 | 38,000円 | 60歳以上 |
| 中高生 全日 | 44,000円 | 13〜18歳 |
| 中高生 平日 | 30,000円 | 13〜18歳 |
| 子ども 全日 | 10,000円 | 4〜12歳・小学校6年生まで |
| ファミパス スタンダード | 124,000円 | 大人2名+子ども2名 |
| ファミパス ペア | 78,500円 | 大人1名+子ども1名 |
大人・シニアは2026年4月1日〜2027年3月31日の間に該当年齢になる人、中高生は同期間に中学・高校へ在学する人が対象です。子どもは購入時点で満4歳を迎えている人から小学6年生まで。スキー場現地の通常券とは年齢区分が異なる場合があります。
家族で買うなら「誰が何回滑るか」を考えよう
このパスで特に目を引くのが、子ども全日10,000円と2種類のファミパスです。ただし、安さだけで選ぶのではなく、家族全員の滑走回数や同行パターンを想像することが大切です。
個別購入向き
- 滑る回数が家族で大きく違う
- 平日券を使える人がいる
- 中高生と小学生が混在する
スタンダード向き
- 大人2名+子ども2名が基本
- 家族4人で一緒に滑る日が多い
- 子どもは1名10,000円で追加可能
ペア向き
- 大人1名+子ども1名で行く
- 親子の固定ペアで滑る
- 子どもの追加購入は不要
ファミパスは代表者の2親等までの家族が対象で、申込時に証明書が必要です。スタンダードは大人2名だけでも購入できますが、子どもだけの購入はできません。ペアは大人2名での購入や子どもの追加ができないため、構成をよく確認しましょう。
朝から夜まで滑りたい人はナイターオプションも
ダイナランドのナイターを楽しみたい場合は、シーズンパスへオプションを追加できます。大人(中学生以上)は14,000円、子ども(小学生以下)は5,000円です。
営業予定は12月下旬〜3月中旬の毎日で、12月31日と1月1日は除外。営業時間は18時〜23時、リフト最終乗車は22時30分です。ナイター券は15時以降滑走できるため、「午後から入り、夜まで」という使い方もできます。
朝一番の締まった雪を狙う日、家族と日中を過ごす日、仕事後にナイターへ向かう日。同じシーズン券でも、時間の使い方によって価値は大きく変わります。
リフト券だけではない、充実した優待
TAKASU MOUNTAINS SEASON PASSは、ゲレンデ外の時間まで設計されている点が印象的です。
- 駐車料金:全日券は対象日に全日無料、平日券は平日無料(普通車。一部施設は対象外)
- 鷲の湯:本人の入浴料金500円
- ホワイトピア大浴場:2時間500円、ドミトリー大部屋は朝食付き優待料金
- 提携ホテル:ホテルヴィラ・モンサン、鷲ヶ岳高原ホテル レインボーの宿泊料金10%割引
- ヨリミチ割:周辺温泉、ガソリンスタンド、飲食店などで優待
- グリーンシーズン:キャンプ、高原リフト、アドベンチャー施設などの特典
なお、優待には本人限定、利用可能日、予約方法、他割引との併用不可など条件があります。特典を目的に出かける場合は、利用前に必ず公式情報や各施設へ確認してください。
さらに10のグループスキー場を優待料金で滑れる
パスを提示すると、対象となるグループスキー場で本人のリフト券が大人3,400円、子ども1,000円になる優待もあります。対象は黒姫高原、X-JAM高井富士、よませ温泉、箱館山、ちくさ高原、おじろ、氷ノ山国際、神鍋高原万場、峰山高原リゾート、ユートピアサイオトです。
これは「滑り放題の5施設」とは別の割引特典です。平日券の場合は平日のみ、同伴者は対象外で、子どもの年齢区分や駐車料金は各施設の規定が適用されます。
購入前に知っておきたい5つのポイント
- 前売販売は10月15日まで。検討中の人は家族構成と全日・平日を早めに決めましょう。
- 顔写真を準備。オンライン申込の画像はJPEG・JPG・PNG、2MB以下が案内されています。
- 忘れ物に注意。当日にシーズン券を忘れると効力は無効で、救済措置はありません。
- 紛失再発行は1回限り。再発行料金は4,000円で、制作に約2週間かかる場合があります。
- 営業期間は積雪次第。11月〜4月の案内は魅力ですが、実際のオープン・終了日は天候や積雪で変わります。
どんな人に向いている?
高鷲エリアへ繰り返し通う人には、まず有力な選択肢です。さらに、雪質や混雑、同行者、時間帯によって滑る山を変えたい人ほど、5施設を選べる価値を引き出せます。
平日に滑れる人は平日券、子どもと繰り返し通う家庭は子ども券やファミパス、午後から夜を中心に楽しみたい人はナイターオプションというように、生活スタイルに合わせて組み立てられます。
一方で、シーズン中の来場回数が少ない人、毎回違う地域へ遠征する人は、通常の一日券や別の広域共通券と比較した方がよいでしょう。まずは「今季、高鷲エリアへ何日行きそうか」をカレンダーに置いてみると判断しやすくなります。
峰山 直の選び方|高鷲へ行く曜日と時間で決める
5施設を使えるという魅力に加えて、朝から滑るのか、子どもと休日に通うのか、夜まで楽しむのかで必要な券種は変わります。私なら先にカレンダーで高鷲エリアへ行ける日を数え、全日券・平日券・ファミパスやナイターオプションを比べます。
仕事帰りや家族旅行の動線に無理なく入るなら、複数の山を選べる価値が生きます。一方、遠征が数日だけなら一日券との比較も忘れずに。温泉や宿泊などの特典は実際に使うものだけ数えると、自分にとっての一枚が見つけやすくなります。
出典・確認先:TAKASU MOUNTAINS SEASON PASS 2026-2027公式販売ページ、公式FAQ
※本記事は2026年9月22日時点の公式情報をもとに作成しています。営業期間、特典、料金、利用条件は変更される場合があります。購入・来場前に必ず公式情報をご確認ください。


