紅葉のそばで雪をつくる――軽井沢プリンスホテルスキー場、10月31日オープンへの28日間

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まだ紅葉の残る軽井沢に白い雪の山ができ始めると、「いよいよ滑れる季節だ」と胸が高鳴る。スキー場巡りが好きな峰山 直です。軽井沢プリンスホテルスキー場は、2026年10月3日(土)10時に造雪を始め、10月31日(土)のオープンを目指すと発表した。

秋の初滑りは、いつもの山と違う特別な一日。でも、最初のコースはどうやって開くのだろう。雪をつくり、ためて、広げる28日間を知れば、オープン初日の一本がもっと楽しみになる。

オープン日から逆算して、雪をためる

同スキー場の計画では、造雪機は10月6日まで2基、7日から全8基を24時間稼働。約28日間でおよそ6,300立方メートルの雪をつくり、10月31日には「くりの木コース」「プリンスゲレンデ」の2コースと、スキーセンターエリアのスノーマンパークを開く予定だ。コースの滑走距離は約400mと案内されている。

軽井沢プリンスホテルスキー場の造雪作業でできた雪の山
雪のない時期に雪をためていく。写真は前年の造雪作業開始日の様子で、2026年の完成コースではありません。 画像提供:株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド/PR TIMES掲載素材
最初の一日に滑れるのは?
予定されるのは上記の2コースとスノーマンパーク。全14コースが10月31日に一斉オープンするわけではありません。営業開始後も造雪・降雪を続け、全14コースのオープンは翌年1月上旬を目指す計画です。

「造雪機」と「降雪機」は何が違う?

秋のオープンを支える主役は、冷やした板に水を流して氷をつくり、細かな粒にするフレークタイプの造雪機。発表によれば結氷板をマイナス25℃まで冷却する。周囲の気温が自然降雪に適さない日でも、氷の粒を先につくって蓄える仕組みだ。全8基の計画上の造雪量は1日あたり約450トンに上る。

一方、一般に「降雪機」は水を噴霧し、冷たい外気の中で凍らせて雪をつくる設備を指す。気温や湿度などの条件がより重要になる。造雪して雪を確保し、ゲレンデに運んで広げ、気象条件が整えば降雪も重ねる。こうした段取りが、暖かい時期の初滑りを可能にしている。

ただし、雪がつくれることと、すべての斜面を滑れることは別。雪をコースとして仕上げる作業や安全確認も欠かせない。積雪や天候により営業内容が変わる可能性はある。

峰山 直の視点
造雪の工程を知ると、最初の400mにも現場の準備が詰まっていると分かる。私なら道具を手入れして、まずは足慣らしの一本を楽しみたい。秋のゲレンデは短い距離でも、次の冬への期待を大きくしてくれる。

初滑りの計画は、当日の情報を最後に見る

10月31日の予定日に向けて旅を組むなら、コースのオープン状況、リフト運行、スノーマンパークの利用条件、料金を出発前に確認したい。雪の量が限られる時期は、滑るコースと来場者が集中しやすい。ペースを上げる前に、周囲との距離を取って初滑りを楽しもう。

営業内容の最新案内は軽井沢プリンスホテルスキー場の公式サイトへ。

出典:株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドのプレスリリース(PR TIMES)。計画は天候等により変更される場合があります。

峰山 直

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SKI RESORT WRITER

峰山 直

スキーが大好きで、各地のスキー場を巡るのが趣味。シーズン券や早割、リフト券、イベント情報を調べ、実際に滑りに行く人の目線で「どこへ、いつ、どう行くと楽しいか」を考えています。各地のスキー場の魅力と、お得に雪山を楽しむための情報をわかりやすく届けます。

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