雪が降る前に、滑りは始まっている。老舗スキーメーカーの小賀坂スキー製作所が、オフシーズンの身体づくりを全国に届ける「スキーヤーズサポートキャラバン2026」を開催している。板を選ぶ楽しさも大きい。でも、雪上でその板をどう動かすかは、自分の身体次第だ。スキー場巡りが好きな僕には、この発想がたまらなく面白い。

「滑りたい」の前に、「動ける身体」をつくる
長野で1912年に創業した小賀坂スキー製作所。今回のキャラバンはスキー板の試乗会ではなく、リズム、バランス、重心移動などを雪のない場所で練習する場だ。体育館での運動に加え、会場によってはカービングローラーも使う。ゲレンデで「曲がりたいのに身体が遅れる」と感じたことがある人なら、雪がなくても学べることがあると想像しやすいはずだ。
僕がいいと思うのは、上級者だけの話で終わらないところ。対象は小学生からマスターズ世代まで幅広く、指導者や保護者、まだスキーをしていない人も参加できるという。上達したい人はもちろん、家族で冬の入り口を探している人にも開かれている。

10月9日から行ける会場は?
発表された6地域のうち、10月9日時点でこれから開催されるのは山梨(10月18日)、東北(10月24~25日)、滋賀(10月31日~11月1日)。山梨ではスキーチューンアップのセミナーも予定されている。北陸、西日本、名古屋の日程はすでに終了しているため、申し込む際は開催地と空き状況を必ず公式案内で確認したい。
参加費の目安は大人1日2,000~3,000円、学生1日1,500円。カービングローラーのレンタルは別料金になる場合がある。各会場の定員はおおむね30人で、申し込み方法や内容は会場ごとに異なる。詳しくは小賀坂スキー製作所の公式サイトへ。

次の一本を、少し変えるために
新しいスキー板にわくわくする気持ちは僕もよく分かる。そのうえで今年は、最初の一本を滑る前に自分の動きを見直してみたい。メーカーが用具を届けるだけでなく、滑り手の準備まで支える。スキーを長く楽しむための、いい入口ではないだろうか。
※日程・参加費・定員などは発表時点の情報。最新情報を主催者にご確認ください。本文は小賀坂スキー製作所のプレスリリース(PR TIMES)をもとに峰山 直が構成・執筆しました。


