秋の街から、もう雪の上へ――狭山スキー場10月30日オープンをどう楽しむ?

2025年シーズンの狭山スキー場、造雪して完成した屋内ゲレンデ 業界ニュース
2025年シーズンの狭山スキー場。写真提供:西武レクリエーション株式会社/PR TIMES掲載素材

MINAYAMA NAO / SNOW TRIP NOTE

まだ街では秋の服を着ているのに、電車を降りて3分歩けば雪の上。こういう季節の切り替え方ができるのは、僕にはたまらない。

埼玉県所沢市の狭山スキー場が、2026–27シーズンの営業を10月30日(金)から2027年3月28日(日)までと発表した。雪が降るのを待つのではなく、9月20日から屋内ゲレンデの造雪を始めている。冬の最初の一本を、いつ・誰と・どう楽しむか。滑り手目線で予定を立ててみたい。

先に要点
オープン予定:10月30日(金)/最寄り:西武球場前駅から徒歩約3分/全長:約300m/レンタルあり。料金・スクール・イベントの詳細は10月中旬ごろの発表予定。

9月から雪を「貯める」。早いオープンには理由がある

リリースによると、オープンまで1日あたり約150トンの雪を、24時間体制で散雪し、積雪約70cmのゲレンデ完成を目指す。毎日150トンをまくだけで、すぐ全面を滑れるわけではない。雪をつくって、積み上げて、広げて、滑れる面につなげる。人工の雪で始まるシーズンにも、時間をかけたゲレンデづくりがある。

2025年の狭山スキー場で造雪が進む様子を示す4枚の写真
前年(2025年)の造雪工程。今年の作業写真ではありません。写真提供:西武レクリエーション株式会社/PR TIMES掲載素材

9月末まで夏営業も行う場所のそばで、冬の準備が始まる。僕はこの時間差に、都市近郊のスキー場らしい面白さを感じる。積雪を待つ山のスキー場とは違う方法で、滑り手の「もう滑りたい」を受け止めてくれる。

300mの一本を、どう使う?

ゲレンデは全長約300m、幅約30m、平均斜度約7度、最大約15度。長距離を一気に滑る山のスキー場とは使い方が異なる。シーズン最初にブーツや板の感覚を戻す、久しぶりのターンを確かめる、初めて滑る家族と同じ一日を過ごす。そう考えると、このサイズがむしろ使いやすい人は多いはずだ。

スキー・スノーボードのレンタルを用意し、雪遊びを楽しめるスノーパーク営業も予定されている。ただしスクール内容、イベント、料金、営業時間は現時点の発表だけでは決め打ちできない。友人を誘う前に、10月中旬ごろ更新予定の公式案内を確認しておきたい。

2025年10月、狭山スキー場で雪を広げている圧雪車
前年(2025年)の造成作業。写真提供:西武レクリエーション株式会社/PR TIMES掲載素材

僕なら「シーズン最初の半日」をここでつくる

西武鉄道の「西武球場前」駅から徒歩約3分。この距離なら、雪山への遠征の前に装備の確認をする日としても計画しやすい。特に久しぶりの滑走は、板のワックス、ビンディング、ウェアの動きまで、実際に雪に乗って気づくことが多い。家族なら、初めて雪に触れる子と滑る人が同じ場所に行けるのも魅力だ。

もちろん、オープン直後の混雑や滑走可能な範囲、営業状況は日によって変わり得る。「10月30日なら必ず全面を滑れる」という意味ではない。直前の公式発表を見て、無理のない一日にしてほしい。僕も早い時期に足慣らしができる場所の情報は、毎年チェックしたくなる。

行く前の確認メモ
① 2026–27シーズンの料金・営業時間 ② レンタル・スクールの予約条件 ③ 当日の営業・滑走状況。まずは狭山スキー場公式サイトを確認。
狭山スキー場の施設情報もチェック

ゲレンデの特徴や施設・サービスは、全国スキー場マップの狭山スキー場ガイドで確認できます。次の行き先も地図から探してみてください。

出典:西武レクリエーション株式会社のPR TIMES掲載プレスリリース(2026年9月17日)、狭山スキー場公式サイト。写真はプレスリリース掲載の前年記録画像を使用。内容は発表時点の情報で、編集・構成は峰山 直。

峰山 直

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SKI RESORT WRITER

峰山 直

スキーが大好きで、各地のスキー場を巡るのが趣味。シーズン券や早割、リフト券、イベント情報を調べ、実際に滑りに行く人の目線で「どこへ、いつ、どう行くと楽しいか」を考えています。各地のスキー場の魅力と、お得に雪山を楽しむための情報をわかりやすく届けます。

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