「今年こそたくさん滑る」と思っても、仕事や家の予定まで雪に合わせて動かせるわけではない。私が今季のネコマ マウンテンで気になったのは、連続した休みがなくても使える3日券・5日券だ。一度の旅行を長くする券であると同時に、冬の中に何度か山へ帰る約束をつくる券でもある。
星野リゾート ネコマ マウンテンは、2026年10月1日に2026-27シーズン券と早割リフト券の販売を始めた。新設の3日券・5日券は、連続利用だけでなく、シーズン中に1日ずつ分けて使える。超早割期間は11月3日まで。今回は「どの券が最安か」から一歩進めて、自分が何日滑れそうかで考えてみたい。
3日券は3,900円、5日券は3,800円。大人の1日単価を下げる

| 券種 | 大人 | 中高生 | 小学生 |
|---|---|---|---|
| 超早割1日券 | 4,200円 | 2,900円 | 2,000円 |
| 超早割3日券 | 11,700円(1日3,900円) | 8,100円(1日2,700円) | 5,400円(1日1,800円) |
| 超早割5日券 | 19,000円(1日3,800円) | 13,000円(1日2,600円) | 8,500円(1日1,700円) |
リリース掲載の超早割料金表より。超早割販売期間:2026年10月1日~11月3日。

大人が超早割1日券を3枚買うと12,600円。3日券なら900円少ない11,700円になる。5枚なら21,000円に対して5日券19,000円で、差は2,000円。発表の「最大約10%OFF」は、こうした超早割1日券の複数購入との比較だ。通常のWEB1日券5,900円との比較とは分けて読む必要がある。
ただし、5日券を買って4日しか行けなければ、使った一日あたりは4,750円になる。4,200円の超早割1日券を4枚買う方が総額は小さい。「行けたら5日」より「まず3日は行く」と言える人には3日券が合うかもしれない。値引きは、予定どおり使えてこそ効く。
11日が一つの目安。ただし比較する券で答えは変わる

大人の超早割シーズン券は45,000円で、定価90,000円の半額。超早割1日券4,200円だけと比べれば、10日で42,000円、11日で46,200円となり、11日からシーズン券が下回る。ただ、今季は5日券がある。5日券2セットで10日滑る場合は38,000円なので、「11日で元が取れる」だけで決めると選択肢を見落とす。
これは券代だけの単純計算だ。追加の滑走日をどう買うか、優待を実際に使うかで判断は変わる。毎週のように通う人なら、日数の残りを数えず山へ向かえるシーズン券の気軽さにも価値がある。数回の遠征なら、分けて使える日数券を先に検討したい。

シーズン券には大人のほか、24~29歳28,000円、19~23歳19,000円、中高生17,000円、小学生16,000円の超早割区分がある。とくに若年層は大人料金だけで比較せず、自分に適用される区分と年齢確認の条件を購入画面で確かめたい。
特典は「使うもの」から数える

シーズン券には同伴者割引や周辺の飲食店・道の駅でのサービスに加え、トマムやMt.Tなど全国10カ所以上の提携スキー場で無料または優待価格となる特典がある。全国すべてで無料という意味ではなく、施設ごとに内容が違う。行く予定の提携先から条件を確認するのが実用的だ。

複数の星野リゾート施設に最大40%OFFで泊まれる特別プランや、会津の日帰り温泉、鶴ヶ城天守閣入場、オフシーズンのトレーニング施設など、雪のない時期にもつながる特典も紹介されている。最大割引率を宿泊費全体にそのまま掛けるのではなく、対象施設・日程・プランを確認して、自分が使う分だけ予算に織り込もう。

公式案内では、通常営業より15分早くアルツエクスプレスに乗れるファーストライド、ナイター、土日祝・年末年始の北エリア駐車場が無料となる特典も示されている。朝の整った一本を狙う人、夜まで滑る人、北エリアへ車で通う人では、この部分の価値が大きい。自分の滑り方に近い特典から数えると、券代だけの比較より選びやすくなる。
冬の予定を、券に合わせすぎない

営業予定は2026年11月28日~2027年5月9日。13基のリフトと33コースを持つ山を、長いシーズンの中でどう楽しむか。私は、日数を先に決めてから券を選ぶ順番を勧めたい。3日なら3日券、5日なら5日券、何度も通うならシーズン券。使い切るために無理をするより、滑りに行ける日に素直に山へ向かえる券がいい。
購入前には、利用期間、本人利用の条件、日数券の引換方法、譲渡・変更・払戻し、シーズン券特典の対象を公式のシーズン券・早割案内で確認しておこう。営業日や開放コースは積雪・天候などで変更される場合がある。
出典:星野リゾート「【ネコマ マウンテン】2026-27シーズン券&早割リフト券が10月1日より販売開始」(PR TIMES、2026年10月1日発表)。画像は同リリース掲載素材を使用。料金・販売条件・営業予定は発表時点の情報です。購入・来場前に各施設の公式案内をご確認ください。
券代の差額・日数比較はリリースの価格をもとにSNOW MAKINGが計算。交通・宿泊・食事代や優待の価値は含めていません。
追加参照:ネコマ マウンテン公式「シーズン券2026-27」(2026年10月1日確認)。


