パークと聞いて、大きなジャンプ台を思い浮かべる人もいるだろう。川場スキー場が2026-27シーズンに計画しているのは、一本のコースを滑りながら、地形の流れを楽しむ約1,500mの新スノーパークだ。
プロデュースするのはプロスノーボーダーの岩渕麗楽選手。発表の中心は新パークだが、パウダー・ツリーランエリアやセンターハウスも変わる。次の冬、どんな一日を組み立てられるのか、滑り手の視点で見ていこう。
① 約1,500mの新パークはウェーブ・バンク・キッカーをつなぐ設計を予定。
② パウダー・ツリーランの「OFF THE PISTE」は全7エリアへ。
③ 早割リフト券・シーズン券は10月1日9:00から販売予定。
パークの主役は「次の一手」
新パークは高手ダウンヒルコース下部付近からクリスタルコース下部付近まで、旧「荒波ウェーブ・作業道コース」エリアに整備する計画。約1,500mの中にウェーブ、バンク、キッカーなどを配置し、地形とラインをつないで滑る構想だ。
「キッカーに入るかどうか」だけでパークを選ぶのではなく、まず地形の起伏に合わせてターンする。少しずつスピードやラインを変え、次のアイテムへつなぐ。そんな滑り方なら、ジャンプに自信のない人にも面白さの入口がある。ただし実際の設計や難度は造成後の現地案内で確認したい。


パウダーの日は、別の川場が見える
地形の遊び方は整備されたパークだけではない。パウダー・ツリーラン限定エリア「OFF THE PISTE」は2エリアを追加し、全7エリアへ拡大する予定。FWT JAPAN認定のフリーライドエリア「ZONE FWT」として展開する。
新たなエリアには急斜面を含む上級者向けの場所と、比較的樹木の間隔が広く、初めての体験にも挑戦しやすいと案内される場所がある。「初級者向け」は無条件に安全という意味ではない。利用には講習受講や専用腕章の着用など所定のルールが必要だ。雪質・天候・開放状況は当日の案内を優先しよう。

滑る前後の時間も変わる
センターハウス「Kawaba City」は7階・8階を大規模に改装予定。飲食スペースやレンタルの動線を見直す。初めて訪れる人にとっては、朝の受付・ギアの準備にかかる時間も一日の満足度を左右する。
川場村内にはスキー場から車で約25分の簡易宿泊施設「SWITCH LODGE」も今秋開業予定。1名1泊7,500円(税込)からの予定で、宿泊者向けの送迎やリフト券サービスも案内されている。ゲレンデ直結の宿ではないので、移動時間と運行条件は予約時に確かめたい。
今回の変化は「新しいアイテムができる」という一言では収まらない。パークを滑る日、自然地形を楽しむ日、泊まって朝から滑る日。同じ山で一日の選び方が増えることが、川場の魅力になりそうだ。
早割を買うなら、条件を見て選ぶ
早割リフト1日券は5,800円(税込)、販売予定は2026年10月1日9:00~11月30日17:00。別途ICカード保証金500円が必要で、カード返却時に返金される。通常券との差額は利用日によって異なるため、「最大2,600円引き」は特定日の通常価格との比較だ。
早割シーズン券は大人75,000円、小・中学生48,000円、シニア73,000円(税込)との発表。特典や年齢区分、ほかの共通券との比較も含めて、自分の滑走日数に合う券を選びたい。1日券の販売ページとシーズン券の販売ページで最新条件を確認できる。
なお、新パークや各エリアの実際のオープン日、アイテム配置、利用条件は積雪・造成状況などで変わり得る。遠征前は川場スキー場公式サイトの更新を確認しよう。
出典:日本スキー場開発株式会社の発表(2026年9月25日)。記事は発表内容をもとにSNOW MAKING編集部が再構成しました。

