リフトに乗るのは稲穂!石打丸山「天空米」と秋の新米フェア

チロルリフトで稲穂をはざ掛けする天空米の風景 業界ニュース
チロルリフトで稲穂をはざ掛けする天空米の風景|画像出典:アルピナリゾートマネジメント株式会社/PR TIMES

執筆:SNOW MAKING編集部
アイキャッチ画像出典:アルピナリゾートマネジメント株式会社/PR TIMES

石打丸山 / リフトと新米と、秋の小旅行

冬はスキーヤーやスノーボーダーが座るリフトに、秋は黄金色の稲穂がずらり。石打丸山スキー場の「天空米」は、刈り取った稲をリフトにはざ掛けして天日乾燥させる、雪のない季節ならではの風物詩です。

その風景に、地元の新米の買い物、山で味わうおむすびを組み合わせたのが、ザ・ヴェランダ石打丸山の「秋の新米フェア」。リフトの意外な使い方を入口に、魚沼の食文化まで楽しめる取り組みを紹介します。

リフトがお米の「はざ」になる秋

リリースによると、園内のチロルリフトでは、稲刈りを終えた稲穂を干す「はざ掛け」の風景を楽しめます。冬のゲレンデを知っている人ほど、いつもの椅子が米づくりの道具になっている姿は印象に残りそうです。

この米が「天空米」と呼ばれるもの。主催者は、天日乾燥による米のおいしさや品質への効果についても紹介しています。編集部が注目したいのは、設備の活用が、そのまま地域の農業を目に見える風景にしている点です。

山の景色を眺めるだけでなく、目の前の田んぼで育った稲とスキー場がつながっていることが分かる。稲穂の並ぶリフトは、観光施設と米どころの関係を一枚の景色で伝えてくれます。

天空米のはざ掛け風景は期間限定

天候や実施期間によって見られない場合があります。フェアの営業期間中、いつでも同じ光景があるとは限らないので、天空米の風景を目当てに訪れる場合は事前に公式案内をご確認ください。

ザ・ヴェランダ石打丸山 秋の新米フェア2026
秋の新米フェアの公式ビジュアル。開催案内は2026年9月25日〜11月8日。天空米のはざ掛けは別途、天候・実施期間によります。
画像出典:アルピナリゾートマネジメント株式会社/PR TIMES

「見る・買う・食べる」で、魚沼の新米を楽しむ

石打丸山のある南魚沼市塩沢地域は、コシヒカリの産地。ザ・ヴェランダから望む田園風景と、その地域で育った新米を結びつけて楽しめるのが今回のフェアです。天空米の景色を見る、新米を持ち帰る、おむすびを味わう。それぞれに違った接点が用意されています。

山麓の売店で、地元産の新米をお土産に

石打丸山の売店で紹介されている地元産の新米
山麓リゾートセンターの売店で紹介される新米コシヒカリ。自宅でも地域の味を楽しめます。
画像出典:アルピナリゾートマネジメント株式会社/PR TIMES

山麓リゾートセンターの売店には、地元で収穫された新米が入荷。複数の種類が用意され、旅のあとに自宅で味わうお土産にもなります。人気商品は売り切れる場合があるとのことなので、気になる米があれば買い物の時間も予定に入れておきましょう。

リリースが案内している売店商品は地域の新米です。天空米の個別の販売価格や取扱い条件までは記載されていないため、リフト干しの天空米を購入したい場合は売店・施設の最新案内で確認してください。

山頂エリア「六華〜ROKKA〜」で、新米おむすび御膳

六華〜ROKKA〜の新米おむすび御膳
秋限定の新米おむすび御膳。おむすび3種、きのこ豚汁、小鉢3種を組み合わせた献立です。
画像出典:アルピナリゾートマネジメント株式会社/PR TIMES

山頂エリアの食事処「六華〜ROKKA〜」では、9月25日から秋限定の「新米おむすび御膳」が登場しています。監修は「旅するおむすび屋」の菅本香菜さん。新米コシヒカリのおむすび3種に、八海山の麹調味料を使ったきのこ豚汁と、魚沼の里山の幸の小鉢3種を合わせた献立です。

新米を味わうおむすび3種

  • 塩むすび:笹川流れの天然塩と新米を楽しむ一品。
  • 枝豆の練り麹と野沢菜:野沢菜を混ぜた米に枝豆の練り麹をのせ、かぐら辛っ子をアクセントに。
  • 牛肉としいたけの発酵しぐれ煮:醤油麹のしぐれ煮を混ぜ込み、たくあんで食感と彩りを添えたおむすび。

米のまわりにも、地域の食材

具沢山のきのこ豚汁と小鉢には、地元の名酒「八海山」の麹調味料を使用。米だけでなく、里山の食材や発酵の味わいを同じ膳で紹介しています。

食材の入手状況により献立が変更される場合があります。御膳の価格は元リリースに記載がないため、店舗の案内をご確認ください。

田園風景を見下ろしながら、その地域の米を食べる。編集部としては、この「景色と食事のつながり」がフェアの魅力だと考えます。食べ物がおいしそう、だけで終わらず、どこで育ち、どんな文化があるのかまで思いを巡らせられる構成です。

10月31日は、菅本香菜さんとおむすびを作る一日

旅するおむすび屋・菅本香菜さん
「旅するおむすび屋」の菅本香菜さん。新米おむすび御膳を監修し、10月31日のイベントにも登場します。
画像出典:アルピナリゾートマネジメント株式会社/PR TIMES

御膳の完成を記念し、2026年10月31日(土)11:00〜14:00に特別イベントが開催されます。菅本さんと一緒におむすびを作って食べるワークショップ、食の楽しさや開発の背景に触れるトークショー、アトラクションを組み合わせた内容です。

秋の新米フェア特別イベントの内容
ワークショップ、特別トークショー、「おむすびコロリン」の3つの体験を案内。イメージを含む主催者資料です。
画像出典:アルピナリゾートマネジメント株式会社/PR TIMES
開催日2026年10月31日(土)
時間11:00〜14:00
参加料金1人3,000円
ゴンドラ乗車券・リフト乗車・施設利用料込み
申込専用サイトから体験2日前までに予約
天候対応小雨時は一部内容を変更して店舗内で実施。悪天候時は中止の場合あり
10月31日のワークショップとイベントの時間割
主催者が掲載する当日の時間割。11時からワークショップ、12時からトークショー、13時からアトラクション。
画像出典:アルピナリゾートマネジメント株式会社/PR TIMES

普段は食べる側にいる人も、自分でむすぶ時間を持つと、米や具材の選び方が身近になるはず。家族や友人と、冬の滑走とは違う目的でスキー場を訪れるきっかけにもなりそうです。

イベントの詳細・申込案内

雪が降る前のスキー場が、地域への入口になる

魚沼盆地を見下ろす石打丸山のゴンドラ
魚沼盆地の田園風景とゴンドラ。冬に通うスキー場にも、違う季節の景色があります。
画像出典:アルピナリゾートマネジメント株式会社/PR TIMES

今回の取り組みは、スキー場の秋営業を、景色の観賞だけに留めていません。リフトにはざ掛けした稲を見せ、売店で地域の米を紹介し、食事と体験へつなげる。編集部の見方では、スキー場の設備と地元の農産物を組み合わせ、山を訪れる理由を増やす企画です。

冬の滑り手にとっても、雪の下にある風景や、その土地の暮らしを知る機会になります。毎年滑る山を、秋の食や農業から見直してみる。天空米のちょっと意外な光景は、そんな入り口になってくれそうです。

お出かけ前に確認したい営業情報

ザ・ヴェランダ石打丸山 グリーンシーズン
  • 営業期間:2026年11月8日(日)まで
  • 営業時間:9:30〜16:30
  • ゴンドラ往復券:大人2,000円/子供1,200円/学生1,500円
  • 車での目安:関越道・塩沢石打ICから約3km、約5分

天候や安全確保のため、営業期間・時間が変更される場合があります。通常のゴンドラ券と、10月31日の参加料金に含まれる内容を区別してご確認ください。

公式サイトで営業状況を確認

稲穂の乗るリフトを見て、新米を選び、山でおむすびを味わう。石打丸山の秋は、冬とは違うかたちで山と地域を楽しませてくれます。天空米を見られる時期や食事の営業状況を確認しながら、雪の季節を待つ間の小旅行を計画してみてはいかがでしょうか。

出典・画像クレジット

アルピナリゾートマネジメント株式会社の2026年10月1日発表プレスリリース(PR TIMES)をもとに、SNOW MAKING編集部が構成・解説しました。本文・アイキャッチの画像は同リリース掲載素材です。現地取材・飲食体験に基づくレビューではありません。

元のプレスリリース / ザ・ヴェランダ石打丸山公式サイト

掲載情報は発表時点。販売商品、メニュー、イベント、営業の最新情報は主催者の公式案内をご確認ください。

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SNOW MAKING編集部は、スキー場経営、雪づくり、索道・設備、人材、地域観光など、日本のスキー産業を支える現場の挑戦と技術を取材・編集しています。利用者と産業の双方に役立つ、正確で読みやすい情報発信を大切にしています。

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